ヒト・コト・ミライが交差する
リアルプレイス │ エイチ

ト・ト・ミライが交差する
リアルプレイス │ エイチ

produced by amana

CASE

Instagramで提案する、“ふだんプレミアム”な暮らし

パナソニックが2015年秋から提案している白物家電のコンセプト「ふだんプレミアム」。「なんでもないふだんのなかにこそ、宝物がある」として、質の高い暮らしのあり方を提案しています。Instagramを使ったコンテンツマーケティングが注目されて久しい昨今。ふだんプレミアムのInstagramは現在もフォロワーと「いいね!」を着実に増やしつつあります。ここからコンテンツマーケティングで大切な幾つかのポイントが見えてきました。


Instagramで表現すべきは「世界観」

昨今の企業がかかえる大きな問題のひとつに「メディアのコンテンツ不足」があります。今や企業が運用するメディアの種類は自社ウェブサイトやオウンドメディア、Twitter、Instagram、LINEなど多岐に渡り、その一つひとつに独自性の高いコンテンツを供給するのは至難の技です。2015年に開設されたふだんプレミアムのInstagramページはここでしか体験できない魅力的なコンテンツをいかにつくるかという課題に取り組み、ユーザーの共感を得て着々と共感の輪を広げています。そこには、日常に根ざしたパーソナルな情報発信、顔の見える関係性で相互につながるというInstagramの特性を活かしたコンテンツ制作を行うための、コンテンツ企画の考え方と工夫があります。

大切なのはコンテンツの質とオリジナリティ

ふだんプレミアムInstagramの運用を担う電通と、コンテンツ制作を担うアマナは、個人にエンゲージメントしやすいコンテンツを増やす目的で、食を中心としたライフスタイルを発信するメディア「料理通信」をプランニングに据え、Instagramらしい生活に寄り添うコンテンツを「食」を中心に展開することにしました。

食に関するコンテンツといっても、その要素は多岐にわたります。レシピや食材、調理道具、食器といったものから、お花見やピクニックなど、シーズンや催事にちなんだテーマまで幅広いジャンルで「食」が構成されています。料理通信社ではこれらの要素を総合的に捉え、食を中心に日々の暮らしをプレミアムにする企画を提案。これまで数多くのコンテンツを作ってきました。今回、Instagramのコンテンツ制作のために料理通信社がアサインしたのは、料理道具コンサルタントの荒井康成さん。料理(メニュー)のみならず料理道具という要素を加味して、食を中心に据えた「世界観」を見せることを目指しました。

 

ナショナルクライアントにふさわしい、コンテンツの質

今回のInstagramコンテンツの特徴は、「プレミアムな道具」と「詳細かつ実用的なレシピ」の紹介です。ポストされた写真や動画をタップすると、暮らしをちょっと豊かにしてくれるヒントが満載。生活に彩りをあたえてくれる品々や暮らしのヒント、シンプルで長く愛用できる道具、作り手のこだわりが詰まった質の高いプロダクトなど。荒井さんを中心にアイデアを出し合ったモノとコトの提案が、いつもより上質な「ふだん」を想像させてくれます。さらに、コンテンツのために考案された、誰でもおいしく作れるレシピのラインナップも充実しています。

暮らしを彩るプレミアムな道具たちを紹介

昨今、レシピを使ったコンテンツマーケティングは増えてきていますが、今回のコンテンツは他とは少し事情が違います。「ふだんプレミアム」のInstagramは、パナソニックというナショナルクライアントが自社発信でお客様に届けるコンテンツ。したがって、きちんとした裏付けのあるテキスト情報であることはもちろん、幅広いユーザーにとって「ちゃんと使える」内容に落とし込まれていることが求められます。ただバズを起こせばいいというものでないし、単なる商品訴求でもいけません。求められるコンテンツの質は、ビジュアルの表現力はもちろんのこと、情報のエビデンスとユーザビリティに配慮した筆の力によって担保されています。

誰でもおいしく作れる、実用的なレシピを丁寧に紹介

リニューアル後のページには、ユーザーからの問い合わせが頻繁にあります。「このレシピで使われている食材の〇〇は△△で代用できますか」。これは、ユーザーが「実用的なレシピ」としてコンテンツを見ている証拠です。同時にそれは、料理通信社と荒井さんが手がけた内容が、信頼できる「質」をしっかりと備えているということでもあります。

こうしたユーザーからのレスポンスは、パナソニックにとっても確実な手応えを感じられる出来事でした。パナソニックが発信したコンテンツが日々の暮らしのなかで活用されているという事実は、ユーザーの日常生活への確かな貢献を意味しているからです。個別コンテンツの「いいね!」の数は、現在も着々と増え続けています。このコンテンツは、ユーザーの満足度とクライアントの満足度を、双方ともに実現しているのです。

Text by Mitsuhiro Wakayama

2018/7/27

  • facebook
  • twitter

一覧はこちら

LATEST EVENTS