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produced by amana

EVENT

Oh My ガ!
知られざる蛾の世界


岸田泰則(日本蛾類学会会長)
魚津吉弘(三菱ケミカル株式会社 R&Dフェロー)


2019年8月30日(金) 19:00〜20:30

「ガ」が苦手だという人は少なくないかもしれません。でも、なぜ苦手なのでしょうか。突然襲ってくるから? 毒がある? 柄が好みではない? チョウなら平気?とその理由はさまざまでしょう。

 

この地球上でもっとも多い生物は昆虫です。100万種を超えるともいわれるなかで、ガは名前が知られているものだけでも世界で数万種類おり、まだ名前が付いていないものも含めるとその数は未知数です。

 

一般的にガと言うと、茶色いガを想像するのではないでしょうか。しかし、その柄も実にさまざま。華麗な美しさをもつもの。芸術作品のように精緻な模様を誇るもの。忍者のように森に溶け込む迷彩柄をもつものも。最近では、ガをモチーフにしたアートやファッションも多く、関連書籍も多数発売されブームの兆しを見せています。今回のイベントのトップビジュアルの写真も、刺繍でガを再現して人気を集めるアーティスト、蛾売りおじさんの作品です。このようにガの身体的な美しさは、ジャンルを超えてデザインやカルチャー業界にも波及しはじめています。

 

そもそもガは、私たちの生活と深く関わってきました。シルク(絹)の服は多くの人に好まれていますが、カイコと呼ばれるガの幼虫のまゆからつくられています。絹は数千年前から利用され、重宝されてきました。また、20世紀初頭の日本の生糸の生産量は世界一で、主要な産業のひとつでした。そう、ガと人は長く深い付き合いなのです。

 

それだけではなく、一部のガの眼がもつ、光を吸収して反射しないという特性を活かした無反射フィルムが開発されています。こうした、生物の構造や生態を研究し、応用することを「バイオミメティクス(生物模倣)」といい、近年ビジネスシーンでも注目されている分野です。ガはバイオミメティクスの対象としても有力なのです。

 

このようにガの世界は不思議で奥深いもの。今回の「H(エイチ)」とアマナデザインの「オモシロ未来研究所」とのコラボレーション企画第5弾では、ひと言では語れない多様なガの世界について、ふたりの専門家をお招きして掘り下げます。

 

スピーカーは「モスラの口は横開きの噛み口なので、ガとは認められない」と語る、ガの研究における第一人者であり、日本蛾類学会会長の岸田泰則さんと、三菱ケミカル株式会社で「モスアイ」のバイオミメティクスについて研究をされている魚津吉弘さんです。

 

知っているようで、実はあまり知られていないガの世界。カルチャーからビジネスまで幅広いガの魅力を、あますところなくお伝えします。


タイトル Oh My ガ! 知られざる蛾の世界
日程 2019年8月30日(金) 19:00〜20:30
会場 amana square
料金 2,500円
定員 72名
申込締切 2019年8月30日(金)

登壇者紹介

日本蛾類学会会長/元日本鱗翅学会会長 岸田泰則

東京農業大学農学部農学科で、昆虫研究室に所属しながら蛾類の研究に従事。大学卒業後、都内の私立学校で理科教員として30年以上勤務しながらもヒトリガ科を主軸とした大蛾類の分類学研究に没頭し、多数の論文・報文を発表した。2001年から日本蛾類学会会長。

三菱ケミカル株式会社/Science & Innovation Center R&Dフェロー 魚津吉弘

1986年、三菱レイヨン(現:三菱ケミカル株式会社)入社。プラスチック屈折率分布型レンズ(ロッドレンズ)などの研究開発および工業化に従事。2004年よりモスアイ型無反射フィルムの研究開発を開始。プラスチックロッドレンズアレイで高分子学会賞(2000年)などを受賞。

株式会社アマナ/サイエンスコミュニケーター/自然写真家 高野 丈

生物・自然科学分野の図鑑、写真集、一般書の編集制作に携わるかたわら、井の頭公園での毎日の観察と撮影をベースに、図鑑や専門誌への写真提供、取材執筆、写真家としても活動中。都内各地で自然観察会を開催し、サイエンスカフェやカルチャースクール、大学での講演活動に取り組む。

株式会社アマナデザイン/オモシロ未来研究所 M.C.BOO

96年にビースティ・ボーイズと共演したライブがレコードになり全米デビュー。その後、脱線3としてメジャーフォースよりデビュー。近年は音楽活動と共にアマナデザインで広告からアートイベントのプロデュースまで横断的に関わりながら、さまざまなメディアで独自のオモシロを伝える。

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